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組織団体の活動島根県総合防災訓練に参加しました。

10月29日の日曜日に安来市で行われた県の総合防災訓練に県身体障害者団体連合会からも参加してきました。

防災避難訓練といえば、「要配慮者」というプレートを下げた障がい当事者役の人がいる光景を報道などでよく見かけます。 これでは、障がいのある当事者が本当に必要とする配慮や困っていることなどを運営者側に気づいてもらいにくいため、当事者参加の防災訓練を働きかけてきました。
そして、今回、地元の安来市身障者福祉協会と県視覚障害者福祉協会から盲導犬も一緒に避難所訓練に参加をしていただくことができ、さらには、電動車いすを利用されているご家族の方の参加もあり、移動支援や情報伝達の仕方など、避難所における課題への気づきの場になりました。

このような訓練の場に参加をすることで課題提起をしていくことが当事者団体の役割でもあると改めて感じ、また、当事者が訓練に参加することは、地域住民等他の参加者にとっても要配慮者への理解につながり、共生社会の実現に資するものであると思いました。